悪質な懸賞サイトというものがあります。
懸賞とは、主催者が、顧客の層を調べるためや、顧客の関心を高めるためのものなので、懸賞で集められる個人情報は商品開発や販売のための重要な資料となります。
ですから、その個人情報自体が、名簿屋で取引きされる重要な商品ともなります。
ウィニーで情報がばらまかれる例もありますが、個人情報の流出は困ったものです。
トラップサイトという、偽の懸賞サイトもあり、架空の懸賞や当選者発表で、個人情報だけ取られるケースもあります。
名簿が取引にあっても、特に実害がないならともかく、応募したサイト自体が悪質な懸賞サイトである場合もあります。
街を歩いていて、ときどき遭遇する、三角くじ。開くと必ず2等。景品は、携帯電話や有線放送の機器。ラッキーと思いきや、もらうには契約が必要で、巧みな説得に乗せられて契約すると、タダのはずが思わぬ高額の出費となり、クーリングオフもきかない。それと同じような仕組みの悪質な懸賞サイトも存在します。
気軽に応募した化粧品サンプルプレゼントが当選して、商品の到着を待っていると、届いたのはなんとセールスマン。えんえん口説かれて数万円の化粧品購入で泣き寝入り。エステ券が当たって行ってみると、同様のはめに。あるいは、高額の学習キットを買わされ泣き寝入り、なんて話もあとを絶ちません。
高い授業料にならないよう、悪質な懸賞サイトには注意しましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿